革職人のこだわり

 当店は長年に渡り、電力、通信、鉄道、銀行といった専門分野における鞄作りを行ってきました。どの分野の鞄にも共通して言えるのが、使いやすく、タフでなければならないということです。道具の出し入れがしやすいこと。身に着けていても動きやすいこと。雨に濡れる、日差しに照らされるといった過酷な条件下にも耐えられること。つまり、いつも当たり前に使えるということが大切なのです。現在も様々な企業とお付き合いさせていただけているのは、私たちが作る鞄が安心して使えるからだと自負しております。

 当店では他社の鞄、袋の修理も行っています。実はこの経験が鞄作りに非常に役立っているのです。財布や旅行鞄、ウエストポーチやスポーツバッグ、大きい物や小さい物、一流ブランド品等々。こうした様々な鞄を修理していると、どこが壊れやすいのか、そしてどうしたら壊れにくいのかということが分かってきます。ですから、自分たちで鞄を作る際は、予め壊れにくいようにすることができるのです。

 創業60年。これまで作ってきた多くの鞄は少しずつ改善され、より長持ちするものへと変わってきました。私たちが大切にしてきたのは、受け継がれてきた技術と、より良いものを作りたいという想いです。この積み重ねが、いつの時代にもお客様に喜んでいただける鞄を生み出すと信じております。

 当店では主に牛革と帆布を使用しています。どちらも天然素材で丈夫な生地です。

■ 牛革
 軽く、弾力性がある“クロームなめし”と、風合いが出やすい“タンニンめなし”を用途によって使い分けています。

■ 帆布
 防水加工を施した11号から6号を使用。中でも重さ、厚さ、価格のバランスがよい9号を多用しています。
※数字が小さくなるほど生地は厚くなります。

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